「彼氏やダンナが服に無頓着過ぎる!」
最近、特に女性からよく相談されるのが、コレです。
とびきりオシャレ男までいかなくとも、せめて一緒に出歩くのに恥ずかしくない程度にはなって欲しいですよね。ちょいオシャレくらい。そこで今日は「女性目線から男性のファッションを何とかしよう」です。
◆目指すは同じ“ちょいオシャレ男”ですが、実は
『男性が自分自身で服装に気を使う』ためのハウツー
と、
『女性が男性の服装を変えてあげる』ためのハウツー
では、だいぶ違います。
簡単にいえば、男性には『理屈、理論による左脳優位型ハウツー』が、女性には『感覚、直感による右脳優位型ハウツー』が向いています。
男性向けには拙著【大人のための私服の教科書】がありますので、そちらをご参照いただくとして。ここからは女性向けの男性ファッション改造計画を解説していきます。
目指すのは「いかにもオシャレ」ではなく「一緒に歩きたくなるような格好」
◆まず、大前提として男性はアイテムバリエーションが少ない(スカート、ワンピース等がない)ので、女性ほどコーディネイトで悩むことはありません。女性にとっては、自分の服装をコーディネイトするよりも簡単かもしれません。
次に、男性あるある(ファッション編)。
(1)サイズ感に無頓着 = だぶだぶだったり、寸足らずだったり
(2)靴下に無頓着 = 色柄をまったく気にしないどころか、穴があいててもへっちゃら
(3)ジーパン&スニーカーばかり = 全然洗わないジーパン。男は靴にも無頓着。
(4)キレイな色に抵抗がある = ピンクとか買ってきてあげるとイヤがる
【女性がショッピングに同行するときの対処法】
(1)は必ず試着してから買わせること。男性はボトムスを1サイズ大きめを買いがち(特に太り始めた中年男性は)です。ジャストサイズを買って穿くクセをつけさせましょう。
コツとしては試着したらすぐホメてあげること。女性店員さんと一緒になってホメてあげると効果が高いです。
◎「そのパンツ、すごく足が長く見えるね」
◎「穿いてると伸びてくるからジャストサイズで大丈夫だよ」
×「どうせお腹出てくるんだから大きめ買ってベルトで締めときなさいよ」
×「デザインが若過ぎない?」(男性は密かにいつまでも若いつもりです)
(2)白・黒・紺の無地靴下は避けてもらうこと。他が決まっていても一気におじさん化してしまうデンジャラスアイテムです。
かといって、つい派手すぎる柄やキレイな色に手を出してしまうと、こんどは服に合わせづらくなります。そこでオススメは、オールシーズン行けるグレーの無地(ワンポイント刺繍があっても◎)。値段もお手頃なので、ちょっとしたブランドのものをプレゼントしてあげてもいいかもしれません。
(3)なぜかジーンズにだけはこだわりを見せる男性も多いですが、ボトムスがジーンズに固定されると、どうしてもファッションがワンパターン&カジュアルになります。そこでオススメがホワイトジーンズ。これならジーンズの延長として抵抗なく受け入れやすく、かつファッションに爽やかさと新鮮さ、若々しさが出せます。最近は冬でも全然OKですので、オールシーズン穿けるのもうれしいところ。
同様に、靴はレザースニーカー、スエードのローファーあたりからトライさせると取りいれやすいでしょう。
同じスニーカーでも革素材ならちょっとだけキチンと感が
流行りのスエード素材なら革靴でもグッとカジュアルで取り入れやすい
(4)まずは(3)のホワイトデニムに合わせ、キレイな色のトップスを着てもらいましょう。キレイめカラーと相性抜群の白パンツなら、説得力が増すこと請け合いです。
あと、男性はウンチクに弱い傾向があるので、手間でなければウンチク情報を駆使してオススメすると喜んで着てくれるはずです。
「人気の○○○ってブランドが初めて出したセカンドラインで・・・」
「この素材はフランスの老舗生地メーカーで・・・」
・・・と、考えたらこれは販売員さんの仕事ですね(´Д`;)
Enjoy Fashion!!
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