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2014/10/05

大人女子のための私服の教科書(3)


※前回までの記事
 【大人女子のための私服の教科書(1)】
 【大人女子のための私服の教科書(2)】
          

前回の記事では、トップス&ボトムスを『減り(メリ)アイテム×張り(ハリ)アイテム』 の組合せにする ことで、誰でもオシャレっぽく決まる!というお話をしてきました。
今回はさらにそこに「身体」を加えた『メリハリ・メソッド』を説明します。


同じコーディネイトでも、着る人によって印象は大きく違います。
なぜなら、コーディネイトとは「トップス」「ボトムス」「靴」だけでなく、「身体」も含めた組合せで構成されているものだからです。 身体が違えば似合うコーディネイトも変わってくるわけですね。

≪服のメリハリと、身体のメリハリを、両方コーディネイトする≫

 引き締まったウエストに張りのあるバスト&ヒップ。 足もただ細いだけでなく、つくべきところに必要な筋肉が付いたキレイなシルエット。 そんな完璧にメリハリの効いたボディであれば、服無しでもメリハリコーデがちゃんと成立してしまいます。 つまり、裸もオシャレ。 
では、そうでないボディの場合はどうするか?
ここで服(コーディネイト)の力が発揮されます。身体の代わりに服でメリハリをつけてあげるんです。



↑例えばこのようなオールインワン(つなぎ)タイプの服は、服自体にメリハリがあまりありません。基本的にはテロンとした柔かい素材(=メリ)で、比較的ゆったりめのシルエット(=メリ)が多いですので、メリハリの利いた身体の持ち主でないと着こなせないことになります。

「モデルさんが着て可愛く見えた服が、私が着るとなんか違う」
というのは、多くの場合この「メリハリが効いてない服=身体にメリハリが効いた人しか似あわない服」が原因なんですね。

服のコーディネートにおいて『メリハリ』がいかに大事か、おわかりいただけましたでしょうか。


Enjoy Fashion!! 

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2 件のコメント:

  1. はじめまして!オシャレ超初心者のゆうと申します。
    ブログ拝見させていただきました。
    私も大人女子のための私服の教科書を出版していただきたいと願う一人です。

    質問なのですがよろしいでしょうか?
    女性はメリハリが基本ということですが、2つ3つもメリハリを考えると初心者の私には少し難しいです。
    男性のようにK 値の方が分かりやすいように感じるのですが、女性はやはりメリハリの方がいいでしょうか?
    初歩的な質問で申し訳ありません。
    お時間あるときにお返事いただけるとありがたいです。

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    1. >ゆう様

      こんにちは!
      もちろん女性でもK値を使えばちゃんとオシャレできますよ?たとえば
      「テーラードジャケット(9K)+スウェット素材のロングスカート(4K)+スニーカー(3K)+メガネ(8K)=6K」
      といった感じですね。こちらの方が合うようでしたらまずはK値を使っておしゃれを楽しんでみてください。ただ、女性の場合、男性よりも服の種類がとても多いため、K値だけではいずれコーディネートのバリエーションに限界が来ます。
      たとえばK値で見ると「全身3K」であっても、女性の場合はオシャレに見せることができます。なぜなら「メリ」と「ハリ」でバランスを取ることも出来るからです。K値でもオシャレできるし、それがダメでもこんどはメリハリメソッドでオシャレにできる。だから女性服は華やかで楽しいとも言えますね。

      実は『大人女子のための私服の教科書』は、近々実現できるよう密かに動いていますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね?それでは!

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