ご存知の通り、彼女たちは「会いに行けるアイドル」という、いわば身近な女の子像を基本イメージとしています。そのため、メンバーはみんな顔のK値が低めに統一されている(=愛嬌がある、親近感を持ちやすい、キレイ系よりカワイイ系)ようです。
もちろん、K値の高低はあくまでも“カッチリ度合い”を示すだけで、「良し悪し」「かわいい・ブサイク」とは無関係です。ただし、かねてから言っている通り
「顔にも服にもK値(カッチリ値)があり、全て合わせて全身のK値を調整することが大事」
であり、顔のK値が低い場合は服装のK値を高めにすることでコーディネイトのバランスが取れる=顔に似合った服装になるわけですね。
そのため、AKB48の衣装は基本的に「K値が高め」の物を使用しています。
コンセプトとして“学校の制服っぽい”という縛りもあるのでしょうが、それだけでなく以下のような「高K値要素」をしっかり取り入れることで、低い顔のK値とのバランスを上手に取っているんですね。
《K値高めのアイテム》
・ネクタイ(8~9K)
・かっちりめのテーラードジャケットやベスト(8~9K)
・白シャツ(8~9K)
・チェック柄(柄の中でも高K値)
・黒い服、黒髪(色の中でも高いK値)
・曲線より直線(服の裾や襟などのカッティング)
なので、たまにいる“高K値顔メンバー”(篠田麻里子さん等)の場合、どこか衣装が似合わないような、他のメンバーとの違和感のようなものを感じます。これは顔のK値が他のメンバーより高いために、みんなと同じ衣装だと全身のK値が高くなりすぎてしまうことが原因です。
アイドルの衣装はただ可愛いければいい、派手であればいい、というわけでもないんですね。こんなところでもファッションの持つパワー、可能性を感じることができてとても面白いです。
★革命的ファッションコーディネイト術、K値メソッドについては「大人のための私服の教科書(飛鳥新社)」を読めばバッチリ身につきます↓
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