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2014/07/13

大人のためのビジネスカジュアルの教科書(男性・夏編)


「うちの会社はスーツじゃなくてもいいよ」
なんて言われると逆に困っちゃう男性、とても多いようです。

「一応会社に行くのにまさかジーパンにスニーカーってわけにはいかないし、かといって俺の私服ってジーパンとスニーカーしかないし。。いっそスーツに統一してくれた方が100倍ましなのに。。(泣)」

というご相談が複数ありましたので、ちょっと考えてみました。
題して、
 『これだけ揃えとけばとりあえず月~金曜日まで毎日違うコーディネイトができてそこそこオシャレな感じが出せる、オシャレ初心者男性向けビジネスカジュアル・マストアイテムズ2014夏』

職場(職種)によって許されるカジュアル度合いが違うでしょうから、今回は標準的な、それほど固くないお仕事をイメージしていきます。



 ①長袖白シャツ・・・綿100%のもの。形状記憶シャツなど化繊の入ったものはオジサンぽくなるのでスーツ以外では避けましょう。ボタンダウン襟でもOKですが、アイロンは必ずかけること。それと夏でも半袖シャツはオシャレ感が下がるので×。どうしても暑いときは長袖の袖をまくりましょう。
くだけた職場であれば夏は麻素材も涼しげでGOOD!

② ポロシャツ(黒、紺色)・・・グレーでもOKですが、汗じみが目立つので汗っかきさんは避けた方が。余計な配色ラインや変わったボタンなどがついていない、シンプルなもの。胸のブランドロゴ刺繍はOK(誰も知らないようなロゴ、刺繍は×)
 


 ③テーラードジャケット(明るめのグレー)
 ④テーラードジャケット(黒)
・・・いわゆるスーツのジャケットっぽい形のもの。素材はその季節に売っているものならだいたいOK(春夏=綿、麻。秋冬=綿、毛など)。これもなるべくシンプルで、余計なデザインの無い物が無難です。刺繍入り、襟の形が変わってる、ボタンがカラフル、シワシワ、キラキラ、は避けましょう。オシャレと下品は表裏一体、初心者のうちは極力手を出さないように。



⑤チノパン(ベージュ)・・・タック入りはシルエットがダボっとして、オジサン感が強くなりがちなのでノータックがオススメ。これもあまりシワシワだとビジネスに相応しくないので、たまにはアイロンをかけましょう。

⑥細身パンツ(白)・・・白はタイトめ(細め)のものがスッキリして良いです。素材は綿のチノパンっぽいものか、比較的カジュアルな職場であればホワイトデニムが便利&オシャレっぽくてGOOD!
綿にポリウレタンが5%ほど入っている素材だとストレッチが効いて、腰痛持ちの男性にも優しいです。



⑦シャドーチェックパンツ(モノトーン)・・・遠目に見たら無地に見えるくらい細かいチェック柄のパンツ。手持ちの服が無地だけだとどうしても「あの人いつも同じ格好」に見えてしまいます。かといって職場でトップスに柄を持ってくるのは結構キケン。ということで、これくらい控えめの柄物をボトムスに取り入れましょう。最近はユニクロ、GUなどでも置いてありますので、ぜひ気軽にトライしてみてください。コーディネイトのバリエーションが一気に広がって楽しいですよ!


・・・と、この7つがあれば最低でも12コーデ、重ね着や小物(ネクタイやストール、ベルト)を活用すれば20コーデくらいは作れます。全てが組合せてOKなものを選んだので、どれとどれを上下に持ってきても大丈夫!慣れて来たらネクタイやベルト、ストール、スカーフなどでどんどん味付けしてみてください。


長袖の袖をちょっとまくったり、ガバっとまくったり。ホワイトデニムの裾をちょっと折り返して靴下を見せたり。ポロシャツにネクタイをしてみたり。ベルトの色や有無でもだいぶ印象は変わります。ちなみにジャケットの中にはTシャツでOKな職場と、衿付き(ポロシャツやシャツ)マストな職場があるので、TPOに合わせてください。 



ちなみに靴は「スエード素材以外の革靴で、黒か赤っぽい茶色」であればよいでしょう。
形はシンプルなもの、スーツに合わせているようなものでもいいし、ウィングチップやローファーくらいならOK! 服シンプルで靴オシャレだと、一気に全身がオシャレっぽく見えますよ?


ウイングチップのデザイン見本。オンでもオフでも合わせやすい便利な革靴です。
この写真ほどの色使いはオシャレだけど結構目立つので、許されるかどうかは会社に確認してください(´Д`;)黒か赤茶ならほとんどの会社でいけるでしょう。

ローファー。ほどよいカッチリ感とやや丸みを帯びたシルエットが可愛さもあり。ビジネスカジュアルからジーンズまで、どんな服にも合う優秀な靴です。




Enjoy Fashion!! 

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